愛に飢えた女の末路
気づいたらもう、
2人とも
惜しみながら少しずつ飲んでいたお酒を
ぐびっと一気に飲み干していて
わたしの左手が
男の右手に包まれて
引かれていた
休憩する?こんなにも
取って付けたような軽い言葉
久しぶりに聞いたきがする。
風に吹かれて飛んで行きそうな
軽々しい男と
安っぽくデコレーションされた
室内はどこか似ていた
部屋を後にするときは
もう何の気持ちも起こらずにいた
もういいやの諦めの気持ち
これがわたしの恋愛なんだって
思おうとしてた。