おんがくと街歩き

人が耳から得ることのできる情報量は全体の11%であるというお話は、

今までに一度は耳にしたことがあるかと思います。(ちなみに視覚は83%なんだって。めちゃくちゃ多いね。)

 

これってよく考えてみると結構大きい数字だなあと思います。

 

だって耳を塞いで街を歩けば通常の1/10の情報がシャットアウトされるっていうことだもんねえ。

 

ウンウン。でも今日書きたいのはそんなおカタいことじゃなくって、、

 

耳を塞いでいた手を外して

イヤホンに付け替えてみるよ。

 

イヤホンをつけて音楽を聴きながら街歩きをする。

 

音楽を聴きながら現実世界を歩いていると、なんか足だけ海に浸かってるようなそんな気分になるの。

 

こんなことを今日街歩きをしているときに感じて。

 

現実の世界を歩いていながら、

歩いている人、街並み、野良猫、あらゆる現実のものが曲の世界観の中で

いろんな役を演じはじめるの。

 

私が普段聴く音楽はどんなのかっていうと、

 

特に邦ロックは好きで、クリープハイプとか、indigoとか、never young beachとか。よく聴くなあ。

 

あとは、ゆるゆるだらだらの女の子らっぷをよく聞きます。泉まくらとか。

 

今日は、原宿街歩きfeat.泉まくらの「ballon」でした。

アンニュイでちょっぴりえっちな雰囲気むんむんのPVも要ちぇけらです。

www.youtube.com

つまらないやりとり繋いだ
ちょっとあくびしてるかなくらいだ
さっきまでの緊張ムダになる
せっかくの覚悟も揺らぎだす
言える言えない 言う言わない
頭ん中消去法 どうしたんだかこの状況
酔い加減次第 様になる余興
えっちな音だけ響く204号
飲めや唄えや? もったいない イヤ
息止めて見つめてHAPPY ラララ
早く唄えなくして おねがい

あの娘の毎日がやけにドラマチックに
見えだしてから急に笑えなくなったの

渋ってる朝に 終わってく夜に
君が「さよなら」と言った
僕が「嫌だ」と言えば簡単な取引さ
気分はどう?押しつけられた新しい日
眩しがる横顔うらやましい
人と居れば必ず一人に気付く
卑屈になる自分横目に見つつ 夢うつつ
鼻の奥に映す思い出もほこりっぽくて
もう要らない
気まぐれ 向こう見ず
知らぬ間にできた傷 数えてまたお昼
ベッドの中 思い出してお腹火照る

あの娘の毎日がやけにドラマチックに
見えだしてから急に笑えなくなったの

焦げるにおいに目が覚めて
飛んでく飛行機 急かされて
歩きだすけど なんだかゆううつで
向こうから聞こえるブランコの軋む音と
ひっかかった風船の行方と
なに線で帰るかも知らない君のことと

あの娘の毎日がやけにドラマチックに
見えだしてから急に笑えなくなったの

Koichiro Oda さんのブログ: 泉まくら

 

このballoonという曲の主人公はふらふらっと頼りなさげな女の子。その場の雰囲気に流されてしまうちょっぴりえっちな女のこ。

こんな曲を聴いて歩いていたら自分自身と重ね合わせてしまって、何もかもがアンニュイでちょっぴり厭世的に見えてきました。

 

せかせか歩いてくる男が手に持っていたクレープから滑り落ちたプラスチックのスプーン。メイクショップで色気付く小学生。

そして図らずも歩きながらちょっぴりアンニュイな雰囲気になってしまう自分自身。

 

音楽を聴きながらの街歩き。

 

音楽を聴きながら街を歩くと、何もかもが違って見えて来る。

振られた女にも、一途な男にもなれる。

 

こんな小さい気づきに

特に結論はないけれど、

 

特に結論を出すほどのものではないと思ってる。

 

定期的に

 

曲×街歩きをした感想をあげていきたいなって思う。